重力からの解放 2018 3 10

2018年3月5日の「CNET Japan」には、このような記事がありました。

 先日、航空機メーカーのボーイングが考案した、
特殊な3Dプリンタに関する特許を紹介した。
 この3Dプリンタの「何が特殊か」というと、
成形する物体を空中に浮遊させた状態で処理を進める点だ。
 そして、特許書類のなかでは、
音波の力で成形物を浮かべる音響浮揚を利用するとしていた。
 音響浮揚という技術など信じられなかったのだが、
自分の目でそんな技術が実在することを
手軽に確かめられるデバイス「LeviZen」が登場した。
現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
(引用、以上)
 AI(人工知能)の時代においては、
既成知識の活用は、AIコンピューターに任せて、
人間は、アイデアや発想に集中して、
クリエイティブな生活に送ることができます。
これが、人間が長年、求めていたことです。
 「誰も考えなかったことを考える」ということが、
AIの時代には、重要になります。
 「重力からの解放」が、
私が長年考えていることです。
 さらに、物体がA点からB点へ向かって移動する時には、
普通は、B点に近づくにしたがって速度を落としていきますが、
B点まで速度を落とさず、
B点に到達すると同時に速度ゼロになってしまう乗り物を考えています。
こうした乗り物に乗っている人間は、全く「G」を感じない。
 「重力からの解放」ということは、
ボーイングも目指している目標だと思います。
 誰もが気楽に宇宙旅行ができるようにする。
宇宙ロケットは、誰にとっても危険です。
 たとえば、自動車が安全だと言われても、
運転席以外は、燃料タンクだったというのでは危険でしょう。
宇宙ロケットは、そういう構造です。
 そもそも、宇宙ロケットは、弾道ミサイルと同じ構造です。
もう、こんな危険な乗り物は、やめる時が来ているのです。

Singing bowl お鈴 2017 8 13
 「お鈴」とは、仏教の仏具のことで、
今、日本では、「お盆」の時期なので、
よく目にすると思います。
 「お鈴」を鳴らすと、
比較的長い時間、音が鳴り続けます。
 同じように、音が長く鳴り続けるものとしては、
音楽で使う「音叉」があるでしょう。
 さて、「お鈴」は、真鍮のものが多く、
外国人には、小型のスープ皿のようにも見えるかもしれません。
 実は、私が気になるのは、
「お鈴」は、音が鳴り続けることです。
 「音」は、空気の振動です。
「お鈴」を木製の棒で叩くと、「お鈴」が振動して、
その振動が空気の振動として伝わり、音として認識されます。
 長い時間、鳴り続けるということは、
長い時間、振動していることになります。
 「お鈴」の構造は、スープ皿のようなもので単純です。
成分は、真鍮なので、銅(Cu)と亜鉛(Zn)の合金です。
 このような構造と成分で、
なぜ、長い時間、振動を続けるのか。
その説明文は、「お鈴」のマニュアルにはありません。
 さて、私が気にしているのは、
青年時代に、あらゆる物質には、固有の「振動」があるということを、
書物で読んだからです。
 そうすると、その物質が持っている「固有振動」に共鳴する振動を、
遠隔から、その物質に照射すると、どうなるか。
 それは、私が少年時代か青年時代に読んだ書物の中に書いてあったことなので、
結論は忘れてしまいましたが、
「お盆」で「お鈴」を鳴らすと「共振振動」を思い出してしまいます。
 このように日常生活の中にも、身近なところにも、科学はあります。
科学する心を忘れなければ、身近なところから科学的発見があるかもしれません。

































































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